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ツムラ 十味敗毒湯 エキス顆粒(医療用)
主 治
化膿性疾患を治し、アレルギー体質を改善する妙薬
アレルギー性皮膚疾患・湿疹・皮膚炎・蕁麻疹(じんましん)・水虫
【適応症】
化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期、蕁麻疹、急性湿疹、水虫、腫物、湿疹、にきび、フルンクロージスの体質改善、乳房炎、とびひ、乳腺炎、面疱、癰、せつ、麦粒腫(ものもらい)、おたふくかぜ(耳下腺炎)、中耳炎、外耳炎、頸部リンパ腺炎、皮膚病の内攻による腎炎、神経症、肩こり症
注 文
【注文欄】
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k0621 | 42包(2週間分) | 5,016円(税込) | ||
k0749 | 2.5g×189包(63日分) | 19,703円(税込) |
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症例・病例・治癒例
【症例参照】
【十味敗毒湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。
![]() 足に水虫があり、近頃は左の手のひらにもできて困ると言う。痒みがあり、熱感も少しあり、疲労感、便秘、胸脇苦満も少しみとめられる。十味敗毒湯を20日分程服用して、手は一応治ったということで廃薬したが、2年程たって手に再発した。再び十味敗毒湯を服用して手は治ってきた。手のひらも足も皮膚科医で検査したところ、足の方は治りにくいが、悪化はしないという。 ・現代病名:水虫 |
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・現代病名:アレルギー性皮膚炎 |
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![]() しかし、ステロイド薬で症状が一時的に改善しても、店に出ると、またかぶれて化膿することの繰り返しで、完治しそうにありません。そのうちにKさんは、このままでは転職しないかぎり治らないと思いつめるようになってしまいました。 心配した同僚がKさんを漢方薬局に連れていったところ、薬剤師から「仕事をしばらく休み、十味敗毒湯を毎日3回飲むように」と指示されました。 Kさんがわらをもつかむ思いで1ヵ月服用したところ、かぶれと化膿は徐々に改善していきました。Kさんは、まだ仕事には復帰していませんが、気長に体質改善を図っていくそうです。 ・現代病名:かぶれ |
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![]() 都内の大学病院の皮膚科にかかり薬を処方してもらっていましたが、症状は緩和するもののなかなか根治しないため、昨年、思い切って漢方治療に切り替えました。 漢方薬局の診察で、Sさんは実証と判断され、さらに、酒をかなりたしなむことから、肝臓の働きを高める柴胡剤の一種の十味敗毒湯が処方されました。半年間の服用で、慢性じんましんはきれいに消えました。 ・現代病名:皮膚のかゆみ |
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![]() 【主訴】顔面の脂漏性の皮疹と掻痒感 【現病歴】初診の数年前より顔面の中央部分の皮脂分泌が多くなった。特に鼻翼の周囲に脂漏性の皮疹が頻繁に生じて、掻痒感がある。脂っこい食物を多く摂取したときや月経前はいつもより皮疹が目立つようである。放置していても軽快したり悪化したりする。 【初診時】鼻翼の周囲に脂漏性の局面がある。眉額部や額の髪の生え際にも軽度の湿疹性の変性がある、痛痒感は軽度。舌苔は黄賦。 【漢方医学的弁証】脂漏性の皮疹の状態や舌診より、風湿熱証と弁証される。 【治療経過】十味敗毒湯エキスを7日分ずつ処方。1週間日から痛痒感はほとんどなくなり、2週間日を過ぎたころから皮疹もほとんどなくなった。その後、2か月ほど漢方エキスの内服を続け、治癒と判断し、廃薬。 ・現代病名:脂漏性湿疹 |
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![]() 高名な漢方研究医の診察を受けたところ、温清飲と茵蔯蒿湯を交互に飲むように指示されました。1週間後、汗をかきにくかったR君が汗をかくようになったところで、十味敗毒湯と越婢加朮湯に処方が変更されました。 これをしばらく続け、快方に向かっていましたが、9ヵ月後に炎症が再発。かゆみが出たため、今度は温清飲と越婢加朮湯が処方され、併行してオリーブオイルを外用するように指示されました。3ヵ月後、調子がいいので自分で薬を中断したところ、顔に湿疹が出て、ほてりとのどの渇きを覚えました。 医師に報告すると清上防風湯と越婢加朮湯を処方され、この服用を続けたところ、以後、再発はしなくなったということです。 ・現代病名:アトピー性皮膚炎 |
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弁証論治
【弁証論治・概要】
中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽(positive and negative principles)のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。
中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。
身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。
ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。
このときの身体の状態や体質をあらわすのが証(しょう)(constitution)という概念です。
この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。
中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。
【自覚症状図】
次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。 ![]() |
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【中薬大分類】解表剤…発汗、解肌、透疹等をうながして、初期の感冒等表証に対処する方剤です。主に外感病の初期に使用します。 【中薬中分類】扶正解表剤…正気を補いながら解表する方剤です。虚証の外感表証に用います。 |
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【臓腑弁証】【気血津・臓腑証】 ●中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。 【証(病機)】皮膚風熱(ひふふうねつ) 【中医学効能(治法)】 去風化湿・清熱解毒・清熱瀉火・去風 【用語の説明】(term)
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【証の判定画面】
診断のポイント
【ポイント参照】
舌 診
【舌診参照】
【舌診】(tongue)
淡紅、やや乾燥、白苔です。
![舌診](http://www.halph.gr.jp/goods/zetushin/z110200.jpg)
脈 診
【脈診参照】
【脈診】(pulse)
浮で実または数です。
使用方法
【使用方法参照】
成 分
【生薬参照】
十味敗毒湯の構成生薬は下記の10種類です。皮膚病の病因を発散させる荊芥や防風、排膿を助ける桔梗、炎症をひく柴胡、血行をよくする川キュウなどが配合されています。
本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス3.50gを含有する。
日本薬局方 キキョウ(桔梗)…3.0g
日本薬局方 サイコ(柴胡)…3.0g
日本薬局方 センキュウ(川きゅう)…3.0g
日本薬局方 ブクリョウ(茯苓)…3.0g
日本薬局方 ボウフウ(防風)…1.5g
日本薬局方 カンゾウ(甘草)…1.0g
日本薬局方 ケイガイ(荊芥)…1.0g
日本薬局方 ショウキョウ(生姜)…1.0g
ボクソク(樸そく)…3.0g
ドッカツ(独活)…1.5g
【組成成分】…次図をクリックすると各生薬の詳細説明にリンクします。 |
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製剤・薬剤形状
【製剤・薬剤形状参照】
使用上の注意
【注意参照】
補足説明
【関連項目参照】
![区切り](http://www.hal.msn.to/objects_4/A08-e015.gif)
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